2019年度定時総会
安全運行サポーター協議会 2019年度 定時総会を、桜美林大学(東京都新宿区)にて開催致しました。全42会員の内、出席決議者として23会員、総勢40名の会員諸氏にお集まりいただき審議が行われ、全ての議案につき全会一致にて決議及び承認されました。
会員からは2019年度の「体調予報」実用化に向けた導入意向や期待、またモデル研鑽のため実証研究を継続実施するモデルへの早期実用化を望む声が寄せられました。
- 日時 2019年7月11日 14時より
- 場所 桜美林大学(東京都新宿区)
ディスカッションの部
「働き方改革と過労・健康起因事故防止に向けて」
同日、よりよい安全運行に向け、最新動向を踏まえた輸送会社の働き方改革と過労・健康起因事故防止対策として「労務・安全・配車」の視点で各種検討、発表を行いました。
冒頭、国土交通省自動車局安全政策課長 石田勝利氏にご挨拶をいただき、事業用自動車における安全対策の近年の重点取り組みと共に、民間による過労・健康起因事故防止対策・連携への期待を寄せていただきました。
続いて、公益財団法人大原記念労働科学研究所 松田文子より輸送事業における働き方をめぐる状況及び労働時間の上限規制等を鑑みた今後の課題と働き方改革についてお話し差し上げた後、グループ討議を行い、すでに取り組まれているよい実践・今後取り組みたいこと等についてまとめ、発表を行いました。
全日本トラック協会交通・環境部課長代理 橋本香代氏からは、グループ討議を受け、働き方改革と過労・健康起因事故防止に向けた異業種含めた参加者による意見の有用性はじめ「体調予報」実用化への期待、トラック業界としての過労死等防止・健康起因事故防止の取り組みの進展と共に今後改めての情報共有等のお申し出をいただきました。
最後に、当会副会長 船戸裕司(公益社団法人日本バス協会 常務理事)から挨拶を申し上げ、7月9日付にて就任された国土交通省安全政策課長 石田勝利氏に長時間にわたりご臨席いただいたことへの感謝と共に、安全運行に関わる多様な会員が会し意見交換できることの価値、そしてより良い安全運行へ向けて当会として会員皆様と共に引き続き推進していきたい旨述べました。
ネットワーキングの部では、会員皆様による好事例・実践等の引き続きの共有、「体調予報」への期待等、よりよい輸送環境に向けた活力溢れる意見交換の場となりました。